Hiro's Library
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たったひとつのたからもの
たったひとつのたからもの [DVD]
バップ (2005-01-26)
売り上げランキング: 40309
おすすめ度の平均: 4.0
5 全体的に見て満足!
3 原作との隔たり
1 お涙頂戴
5 感動・・・・・
5 まだご覧になっていない方へ

■My Review
このドラマは「たったひとつのたからもの」という本をモデルに
制作されています。あるダウン症の男の子の短い、それでいて
充実した生涯を、実話にもとづいてドラマ化しています。
俳優さんたちの演技は申し分のないものだと思いました。
ただ残念なのは、所々に少し引いてしまうシーンがあったこと。

私が引いたのは、お母さんが海に身投げしようとするシーン。
このシーンは実話かどうかはわかりませんが、本には載って
いなかったシーンです。あれほど一生懸命子どもを育てていた
のに、いきなり自分だけ勝手に身を投げるものだろうかと
少し疑問に思いました。もし実話ならその前後をもっと
わかりやすく描いてほしかったです。

あと、スーパーで買い物の最中、ダウン症の施設に入れるために
秋雪くんに近寄ってくる女性の言葉も引くには十分すぎるほど。
特に前半は少し力づくのシーンが多かったように思います。

でも私は冒頭の出産とその直後のシーンで泣いてしまいました。
ダウン症児を育児している私は、まだ自分の中に息子の出生時の
感情が残っているんだなと、その時実感してしまいました。

このドラマは、全体的に見て割合いい作品だと感じました。
健常児の親と、ダウン症児を持つ親の視点は違うはずですので、
様々な意見があるとは思いますが、ダウン症という障害を社会に
広めた意義はとても大きいものがあると思います。もちろん、
松田聖子さんと船越栄一郎さんのネームバリューも大きいと思います。

惜しかったと思うところは、生後1年目までの様子をもっと
描いて欲しかったこと。本では当時秋雪くんの心臓の手術を
行うかどうか、ご両親が医者に決断をうながされるシーンが
ありました。手術しても余命に変わりはない手術です。
結局断腸の思いで手術を断られたそうですが、その後しばらく
して、やっぱりしておけばよかったかなと後悔する場面があり、
親としてとても考えさせられるシーンでした。
この部分を何らかの形で入れてもらえればよかったと思います。

でもドラマには時間や制限などが色々とあるでしょうから、
その中で精一杯撮影されたドラマだったと見ていて思います。
ダウン症児を撮影で使うのはとても苦労しただろうし、
恐らく撮影している過程で変更された部分や、妥協せざるを
得ない部分もかなりあったのではないかと思います。

後半の子役(本名:翼くん)がとてもよかったですね。
このドラマ撮影のドキュメンタリー番組を見る機会があったの
ですが、「翼くん」のお母さんはとても立派な方でした。

翼くんは、秋雪くんと同じダウン症です。
いい子役を抜擢したと思います。この子がいたからこそ、
このドラマは成り立っているのかもしれません。


■関連資料

たったひとつのたからもの自己ベスト

 ◆たったひとつのたからもの~My Review


■関連リンク

 ◆たったひとつのたからもの(日本テレビ)
 ◆明治安田生命CM「たったひとつのたからもの」篇(YouTube)
 ◆たったひとつのたからもの(ウィキペディア)


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テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

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