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ダウン症児すこやかノート―成長発達の手引きと記録
ダウン症児すこやかノート―成長発達の手引きと記録

メディカ出版
売り上げランキング: 12521
おすすめ度の平均: 5.0
5 コラムやCD−ROMも良い

■My Review
この本は"ダウン症児の赤ちゃん体操"の藤田弘子先生編集の
本と聞いて、息子が生まれてまだ数ヶ月のときに購入した本
なのですが、やはり買って正解でした。

ダウン症児を授かった親が、その子の成長を主治医の先生と
ともに記録していける、そんな使い方が出来る本で、
長く使えるようにビニールカバーもついています。

この本の構成はまず最初に、ダウン症児を授かった親への
メッセージや心構えなどからはじまり、ダウン症に関しての
知識、今後おこりえる病気について、療育機関はどのような
ものがあるかなど、幅広い視点からまず説明されています。

私は、とりこぼしを極端に恐れる方なので、この章は
その心配をかなり軽減させてくれました。また、
「~しましょう。」と頻繁に出てくる語り口に、妙な説得感
があり、カウンセリングを受けているような安心感を感じます。

心構えや基礎知識を学んだ後は療育の実践の章に入り、
ここでは主に乳幼児期と学齢期に大部分を割かれています。
青年期は、参考程度といったところでしょうか。


以上が大まかなこの本の構成ですが、私がこの本でとても
参考になったのは、実際に自分の子供を大学に入学卒業
させた育児経験のある親の方のコラムがでした。
私は、今回この方からかなりのことを学びました。この方の
経験談がこの本に、かなりの奥行きを与えていると感じます。

合計12Pの「ダウン症児に豊かなことばを」というタイトル
のコラムですが、とくに乳幼児期のものが珠玉だと思います。
短い言葉ではありますが、私はかなりのものを頂きました。
このコラムは岩元昭雄さんが書かれたのですが、この方は
ダウン症関係ではとても名が知られている方です。

結局子育てはダウン症だからどうというのではなくて、人として
どう育てていくのかという視点から突き詰めて考えていく必要
があるのだなとコラムを読んで思いました。
岩元さんご家族の書かれた本はほとんど読みましたが
とてもわかりやすくお勧めです。


話を戻しますが、この本には付録のCD-ROMが 付いてます。
私がダウン症の息子を授かって間もない頃、
健常児よりかなり遅いと言われる息子の成長を何と比較したら
よいのかわかりませんでした。

でもこのCD-ROMに全てその答えが載っていました。
このCDーROMには、0才~18才までの健常児と
ダウン症児両方の身長と体重の平均値が、折れ線グラフで
データ化されています。またそれだけではなく、自分の子の
1ヶ月ごとの身長、体重データをその中に打ち込んでグラフ化
することが出来、それによって両者のグラフの間を我が子が
どのような状態で成長しているのかが相対的にわかります。

自分の子の成長グラフが、逸脱していないか、またある時期
から変わった動きをしていないかを確認出来るツールがある
だけでもかなりの不安が取り除けるのではないかと思います。

この本は色んな面からダウン症の子を持つ方々に、
子育てのヒントを多く与えてくれる良書だと思います。
当時私の母が、母の友人から紹介された本でもあったのですが、
本当にいい本に出合えたと思っています。


■関連書籍

ダウン症児の赤ちゃん体操―親子で楽しむふれあいケアことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く


■関連リンク

 ◆ダウン症児の赤ちゃん体操教室
  ※兵庫県立塚口病院HPより


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