Hiro's Library
気に入った本、DVD、CDなどを厳選して載せていくメモ的ブログです
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから
21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから
岩本 綾
かもがわ出版
売り上げランキング: 84643
おすすめ度の平均: 5.0
5 この本の社会的意義は
5 ダウン症者本人の自伝

■My Review
この本はダウン症という障がいを持った当事者が書いた点で、
とても貴重な本だと思います。 また、著者はダウン症を持って
いながら4年制大学を卒業したことでとても有名な方。
私の息子も著者と同じダウン症ですので、親の側として読む私も
いつもの読書とは全く違った読み方をしたように感じました。

本の流れは、初めに著者のメッセージから始まり、
続いて幼少期から小学生、中学、高校、大学卒業後までの
生い立ちや素敵な思い出を、著者と親しい方々の寄稿文を
交えながら進んでいきます。

最後は、著者が叶えたい夢(たくさんありました)、
今の日常生活、素敵な詩、そして「おわりに」と続き、
最後は著者のお母様のあとがきで締めくくられています。

私がインパクトを受けたところなのですが、
著者が講演で「幸せのかたち」について話されるとき、
「どんなかたちですか?」等と聞かれたことがあるという下り。

『ただはっきり言えるのは、「私にとって一番の宝物は家族です。
両親が元気で生きていてくれるだけで"幸せ"です」』

と著者は書いています。
私が自分自身を思う以上に子供にとって私は大切な存在で
あるんだなと今更なのですが気づかされました。

大平光代さんと著者及びご家族の対談がTV放映されたのは
記憶にとても新しいのですが、その中で大平さんのお子様に
著者が贈った言葉、「21番目のやさしさにありがとう」
という言葉の一部がこの本のタイトルになっています。

実はこの言葉は著者のお母様が、
「21番目の1本多い染色体にはやさしさと可能性がいっぱい
詰まっているんだよ」
と常日ごろ著者に話していた言葉なのだそうです。
著者はその言葉にとても救われたと語っています。

この本は、ダウン症の方が書かれたという点で、
他のダウン症関連書籍とは一線を画します。
ダウン症児・者に関わられる全ての方に
ぜひ一読して頂きたいと願います。


■関連書籍

夢紡ぐ綾―母と娘のデュエットことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く走り来れよ、吾娘(あこ)よ―夢紡ぐダウン症児は女子大生

 ◆ことば育ちは心育て~My Review


■関連リンク

 ◆岩元綾さんHP

スポンサーサイト

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。