Hiro's Library
気に入った本、DVD、CDなどを厳選して載せていくメモ的ブログです
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鈴木英人作品集 1997‐2005
EIZIN SUZUKI COLLECTED WORKS 1997‐2005―鈴木英人作品集 1997‐2005
鈴木 英人
鈴木エイジン本舗
売り上げランキング: 96513
おすすめ度の平均: 5.0
5 空間の表現力が

■My Review
この作品集は大型本で、大体の表紙寸法は縦25cm×横26cm。
見開き2ページにわたって掲載されている作品もあり、
印刷のきれいさもあって、とても見ごたえのある作品集です。

著者の1997~2005年までの約90点の作品が掲載されています。
作品についてのコメントは一切無く、あるのは作品タイトルと、
巻末の簡素な作品データのみ。作者については巻末の
著者プロフィールのみというひたすら作品重視の作品集です。
どの作品もとても美しく開放感が溢れています。

私が著者を初めて知ったのは、1981年創刊の「FM STATION」。
表紙の斬新なイラストがとても印象的でした。
私の好きな、山下達郎さんや堀井勝美プロジェクトの
アルバムジャケットでもお馴染みです。

鈴木英人作品集 1997‐2005


■関連書籍,CD

鈴木英人 2009年カレンダー卓上 鈴木英人 2009年カレンダー

FOR YOU (フォー・ユー)Blue Waters


■関連リンク

 ◆鈴木英人公式HP
 ◆鈴木英人(ウィキペディア)


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テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠
レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠
レイモン・サヴィニャック
ピエ・ブックス
売り上げランキング: 85328
おすすめ度の平均: 4.5
5 有名ブランドがたくさん
4 すごい才能!

■My Review
レイモン・サヴィニャック(1907~2002)はフランスのポスター画家。
描かれた作品はもちろんポスターに使われたものばかりですが
施された工夫の数々はポスターにありがちな流行の粋を超えて
古さを感じさせません。ポスター故に物やブランドをテーマ
にしている作品が多いのですが、表現の仕方にサヴィニャック
独特のひねりがあり、見ていてとても楽しいポスターばかりです。

この本では250点以上の作品を、年代順に紹介しています。
もちろんこれだけの点数ですのでサヴィニャックの代表作は
もれなく掲載されており、すべての作品がカラーで紹介されています。
また各ページの紙が割に厚いので、読んでいて気持ちが良いです。

作品ごとのコメントはあまりつけられていませんが、
1930年代~2000年代まで10年ごとに項目がわけられていて
それぞれの冒頭でその時代のサヴィニャック全般について
わかりやすく説明されています。

見ていて色んな発見があるポスターの数々です。
こんなにアイディアが湧き出るものだろうかと
掲載の作品群を見て思いました。
手元においておくだけでとても楽しい本だと思います。


余談ですが、私がサヴィニャックを知ったのは今から4年前。
一目ぼれして購入したのは
エールフランス航空のキリンをモチーフにしたポスターでした。
決して高価なものではありませんが、今も私のお気に入りで
毎日目に入るのですが不思議に飽きません。
サヴィニャックのポスターは、インテリアにもお勧めです。

牛乳石鹸モンサヴォン

エールフランス航空


■関連書籍

レイモン・サヴィニャック自伝サヴィニャックポスターA‐Z


■関連リンク

 ◆「ほぼ日刊イトイ新聞」サヴィニャックのページ
  ※とにかく読みやすいです
 ◆サヴィニャックファンページ
  ※年代順に作品紹介をしています。とてもわかりやすいです。
 ◆レイモン・サヴィニャック by ODEON DESING
  ※デザインがとても楽しいサイトです。
   "ODEON DESIN"のHPもおすすめ!


テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

象の背中 ~旅立つ日・完全版~


このアニメ、2話で7分少々なのですが、ポニーキャニオン曰く
「日本一泣ける7分20秒」なのだそうです。確かに泣けます。

余命わずかと神(?)から知らされた象の父親が、
その短い余生を妻子と共に楽しく過ごし最期の日を迎える
「旅立つ日」と、自分亡き後に、雲の上から残された家族を
見守る「雲の上のお父さん」の2話で構成されています。

セリフは無く、JULEPS(ジュレップス)の歌声で
ストーリーが進んでいくのですが、とても切ないです。
挿入歌は2008年10月に「誰も知らない泣ける歌SP」で紹介、
アニメと共に放送されたそう。このDVD発売前には
「めざましテレビ」でも紹介され追加予約が殺到したそうです。

ちなみに「象の背中」の由来は『死期の迫った象は群れを離れ、
一頭寂しく死んでいく』という俗説からつけられたとのこと。
このアニメを見て久しぶりに家族で海を見たくなりました。

尚、続編の『続・象の背中-バトンタッチ- 』は
2009.2.27にDVD発売されています。


■関連書籍、DVD、CD

 ◆書籍
絵本版 象の背中 ―旅立つ日― (CD付き)絵本版 続・象の背中 ―バトンタッチ―

 ◆DVD
象の背中-旅立つ日- [DVD]続・象の背中~バトンタッチ~ [DVD]

 ◆"JULEPS"CD
旅立つ日 完全版~象の背中(初回盤)(DVD付)旅立つ日


■関連リンク

 ◆「誰も知らない泣ける歌」の放送映像(YouTube)
 ◆「誰も知らない泣ける歌」HP内、JULEPS「旅立つ日」のページ
 ◆アニメ『象の背中-旅立つ日-』
 ◆ZAKZAKの記事(2007/10/24付)
 ◆象の背中(ウィキペディア)


テーマ:YouTube動画 - ジャンル:その他

Her Morning Elegance / Oren Lavie


洋楽のPVです。ただただ感嘆のみ。
オーレン・ラヴィーさんはイスラエルのミュージシャン。
もちろん音楽も素敵です!


■関連Album

The Opposite Side of the Seaナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛 オリジナル・サウンドトラック

"Her Morning Elegance"は左のアルバムの1曲目の曲。
"ナルニア国物語 第2章"のサントラにも参加しているようです。


テーマ:YouTube動画 - ジャンル:その他

ファンタスマゴリア(PHANTASMAGORIA)


"ファンタスマゴリア"、とても懐かしいです。
計15話が"YouTube"にUPされています(^^)b
上記のスクリーンをクリックして、関連動画よりお探しください。
それにしてもこの癒され感、久しぶりに味わいました。。


■関連書籍

ファンタスマゴリアデイズ (1)ファンタスマゴリアデイズ (2)ありとすいか (名作絵本復刊シリーズ)


■関連リンク

 ◆たむらしげるスタジオ通信
 ◆たむらしげる(ウィキペディア)


テーマ:YouTube動画 - ジャンル:その他

神の子たち―パヤタスに吹く風
神の子たち―パヤタスに吹く風
葉 祥明
中央法規出版
売り上げランキング: 732443
おすすめ度の平均: 5.0
5 映画を見れば理解が深まり

■My Review
この絵本は、映画「神の子たち」のストーリーに
忠実に作られています。
フィリピンのゴミ処理場での複雑な問題を、
著者が絵本ならではのシンプルさをもって問いかけます。
問いかけはもちろんゴミのことだけにとどまりません。

表紙からもわかりますがとてもやさしい感じの絵で、
人々の小さな顔には全く表情がありません。
それだけに、このゴミ処分場の世界の生々しさが何かしら
メルヘンのようにも映り、とても心に響いてくる絵本でした。

シンプルな構成だけに、考えながら読み進めやすく、
終始共感を持ちながら読むことが出来ました。
映画を見れば、より理解が深まる本だと思います。

この本は全文、日本語と英語訳の両方で書かれています。
巻末には、パタヤスゴミ処分場の説明や、登場家族の紹介、
四ノ宮監督の「神の子たち」の映画紹介等がカラー写真入で
掲載されており、資料としても大変参考になりました。

この本の収益の一部は、パタヤスの貧困者の
自立支援の為に使われるそうです。


■関連資料

神の子たち [DVD]忘れられた子供たち~スカベンジャー [DVD]

 ◆神の子たち(DVD)~My Review
 ◆忘れられた子供たち(DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆葉祥明オフィシャルサイト
 ◆神の子たち
 ◆オフィスフォープロダクション

 ◆パタヤスゴミ処理場の現状(2005年1月)


テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから
21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから
岩本 綾
かもがわ出版
売り上げランキング: 84643
おすすめ度の平均: 5.0
5 この本の社会的意義は
5 ダウン症者本人の自伝

■My Review
この本はダウン症という障がいを持った当事者が書いた点で、
とても貴重な本だと思います。 また、著者はダウン症を持って
いながら4年制大学を卒業したことでとても有名な方。
私の息子も著者と同じダウン症ですので、親の側として読む私も
いつもの読書とは全く違った読み方をしたように感じました。

本の流れは、初めに著者のメッセージから始まり、
続いて幼少期から小学生、中学、高校、大学卒業後までの
生い立ちや素敵な思い出を、著者と親しい方々の寄稿文を
交えながら進んでいきます。

最後は、著者が叶えたい夢(たくさんありました)、
今の日常生活、素敵な詩、そして「おわりに」と続き、
最後は著者のお母様のあとがきで締めくくられています。

私がインパクトを受けたところなのですが、
著者が講演で「幸せのかたち」について話されるとき、
「どんなかたちですか?」等と聞かれたことがあるという下り。

『ただはっきり言えるのは、「私にとって一番の宝物は家族です。
両親が元気で生きていてくれるだけで"幸せ"です」』

と著者は書いています。
私が自分自身を思う以上に子供にとって私は大切な存在で
あるんだなと今更なのですが気づかされました。

大平光代さんと著者及びご家族の対談がTV放映されたのは
記憶にとても新しいのですが、その中で大平さんのお子様に
著者が贈った言葉、「21番目のやさしさにありがとう」
という言葉の一部がこの本のタイトルになっています。

実はこの言葉は著者のお母様が、
「21番目の1本多い染色体にはやさしさと可能性がいっぱい
詰まっているんだよ」
と常日ごろ著者に話していた言葉なのだそうです。
著者はその言葉にとても救われたと語っています。

この本は、ダウン症の方が書かれたという点で、
他のダウン症関連書籍とは一線を画します。
ダウン症児・者に関わられる全ての方に
ぜひ一読して頂きたいと願います。


■関連書籍

夢紡ぐ綾―母と娘のデュエットことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く走り来れよ、吾娘(あこ)よ―夢紡ぐダウン症児は女子大生

 ◆ことば育ちは心育て~My Review


■関連リンク

 ◆岩元綾さんHP

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

タオル一本で家中ピッカピカ
タオル一本で家中ピッカピカ―手間もお金も場所もいらないプロの方法
沖 幸子
大和出版
売り上げランキング: 99227
おすすめ度の平均: 4.5
5 週末早速!
4 タオル一本で「そこそこキレイ」
4 具体的なそうじはこれで学びま
4 癒しの掃除本
5 お掃除が嫌いなあなたへ

■My Review
著者は「沖マジック」で有名な掃除界の超カリスマ。TVにも
よく出演している方なのに、私は恥ずかしながら知りませんでした。
著者は18年前に掃除会社を設立したというこの道のプロ。
「タオルはプロの命」とまで断言されています。
そのプロの命であるタオルを使ってのさまざまな掃除の仕方を、
私のような掃除初心者でも大変わかりやすく、
絵入りで具体的に説明されています。

掃除の基本動作は、「はたく」「掃く」「ふく」「磨く」の4つ
だそうで、プロの間では「そうじ動線」と呼んでいるそうです。
この基本動作4つ全てをタオル一枚でやってしまうという
目からウロコの一冊でした。 掃除場所も、以前からここの掃除は
どうすればいいんだろうと思っていた場所を全て網羅している
ところがとてもうれしかったです。

「窓」「台所回り」「風呂」「トイレ」にはじまり、
「床」「壁」「天井」「家具」「照明器具」まで、タオルを
どのように使って掃除をすればよいのかしっかりとレクチャー
してあります。 私がうれしかったのは、汚い時にはどうやって
汚れを落とすかということも勉強になったのですが、
何日に1回掃除をするかについて、場所ごとにそれぞれ説明
してあったところです。著者は、汚れる前に掃除することを
勧めており、汚れる前というのは目で汚れを確かめるのが
大変わかりにくいので、これはとても参考になりました。

この本で、繰り返し強調されているキーワードは、
「1日5分、15分以上はしない」「1度(1日)に1ヵ所づつ」
「そこそこキレイ」。 これなら、自分も出来るかも。
使用するタオルは、旅館でもらう程度のペラペラなもので
いいらしいので、週末にでもタオルを準備しようと思います。
2分の1や4分の1に切って使うところもあります。

この本は、適度にかわいい絵が挿入されており、
とても読みやすい構成で書かれていました。内容も、すぐに
実践に移すことが出来る内容でしたので、読んで正解。
素材がタオルというシンプルなものなので、ひょっとして
もっと面白い使い方を発見できるかもしれません。


■関連書籍

ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)ドイツ流 暮らし上手になる習慣 世界一無駄のない国に学ぶ (知恵の森文庫)生活美人 (PHP文庫)


■関連リンク

 ◆OKI SACHIKO LIVING

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

ことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く
ことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く
岩元 昭雄 岩元 綾 岩元 甦子
かもがわ出版
売り上げランキング: 75187
おすすめ度の平均: 5.0
5 宝石箱のような本

■My Review
宝石箱のような本でした。決して大げさではなく、
この本の中には30年間蓄積された子育てのエッセンスが
数多く入っています。

著者はダウン症で4年生大学を卒業された岩元綾さんの父親。
ダウン症児の子育てではとても有名な方です。ダウン症児が
他人のフォローなくして大学を卒業した例は皆無だそうで、
なぜ英語、フランス語を綾さんが習得するまでに至ったか
について思い当たることをこの本で語っています。

著者は教職員であること以外、綾さん出生当時、ダウン症児の
子育てについては全く知識がなく手探りで育てられたそうです。
過去にも、家族で2冊の本を出版されており、
今回のこの本では社会生活をするために最も必要だと思われる
「ことば」について掘り下げて書かれています。

私はダウン症の息子が4ヶ月の時にこの本と出合いましたが
ダウン症について色々学んでいくにつれ、ダウン症児・者は
ことばを習得するのが難しいと知り、ことばをいかに息子に
習得させていくかについて考えていた時でした。
そのこともあって、この本からは多くのヒントをもらいました。

読み終わって感じたのは、結局子育てというものはダウン症
だから特別何かしなければならないことはなく、その子にとって
何が必要なのかを適確にとらえ、いいタイミングでフォローして
やることが大事であるとわかりました。

ですから、私自身、専門知識は皆無だったとしても、子育ての
原点に返ることで、悔いの残らない子育てが出来るのではないか
という可能性を見つけることが出来ました。


著者が実践されたことは、生後半年にも満たない時から
本の読み聞かせをされていたそうです。その時に、
クラシック音楽を小さな音でかけていたり、童謡のレコード
を繰り返し聞かせたり、絵本を与えたり、さまざまなことを
実践されています。それが将来、ことばを覚えるのに効果的
だったのではないかと述懐されています。

また、小学一年生の頃から綾さんに日記を書かせていたこと、
これもことばの習得に関して大きな影響を与えたのではないか
とも書いてありました。

特に日記は、小学校の6年間ほとんど休みなく継続されたらしく
いかに押し付けにならないよう、子どもをやる気にさせるか
について書かれていたところは大変参考になりました。
そして、継続することの大切さも。

他、体力をつけるための父とのラジオ体操6年間(小学生期間)
日記5年間(2年~6年生まで、中学生からは学校の提出日記が
あったため断念していたそう)、苦手な算数を勉強する為、
父親が作った問題ノートを小学6年生~高校3年生まで、
今も続いているという18年間のNHKラジオ講座、
フランス語講座12年間など、その他にもたくさんの事を
今も継続して努力されているそうです。


親の視点から書かれる療育書はとても意義があると思います。
専門家の本は割りと多くあるものの、実際に生活していく中で
どのようなことをしてきたのかについては親でしかわからない
ところがほとんどだと思います。それゆえこの本は、
綾さんが4年制大学を卒業されたこともあって、本というよりも
貴重な資料だと感じます。

今息子は3才ですが、ダウン症児を育てるには専門知識も大切
だと思いますが、その根底には親の愛情や努力が必ず必要に
なってくるものだと実感しています。この本はその大切さを
わかりやすく、著者の経験から説明されているところが
とても参考になりました。
とてもわかりやすく書かれている点からもお勧めです。


■関連書籍

走り来れよ、吾娘(あこ)よ―夢紡ぐダウン症児は女子大生夢紡ぐ綾―母と娘のデュエット21番目のやさしさに―ダウン症のわたしから

 ◆21番目のやさしさに~My Review


■関連リンク

 ◆夢紡ぐ綾

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

世界の島々―かけがえのない風景99島
世界の島々―かけがえのない風景99島 (世界名景紀行)

ピエブックス
売り上げランキング: 16530
おすすめ度の平均: 5.0
5 眠くなるほど癒されます
5 溜め息がでる程の美しさ
         
■My Review
1~2ページ毎に1ショット、地球上に点在する島々の
美しい写真が部分地図&コメント付で掲載されています。
基本的に1島1写真なので、
気に入った島はやはり他の風景も見たい気持ちになりました。

しかしながらこの写真集は99島分とあって、本の厚さの割に
ボリューム感があります。印刷もきれいで構成も良い。
初めのページに各島の場所が世界地図上に記載してあるので
島ごとの部分地図と合わせると島の場所は把握しやすいです。

各島々で、空の色よりも海の色が違うことが印象的でした。
どの島も緑がまぶしく、読んでいて眠くなるほど癒されます。

世界の島々

世界の島々


■関連書籍

日本の島々―かけがえのない風景99島 (世界名景紀行)
日本の島々
 ―かけがえのない風景99島



テーマ:写真集 - ジャンル:本・雑誌

LOVE in Alaska 星のような物語
LOVE in Alaska 星のような物語

小学館
売り上げランキング: 77559
おすすめ度の平均: 5.0
5 素晴らしいの一語。
                      
■My Review
1996年にカムチャッカでクマに襲われ急逝(享年43歳)された
写真家・星野道夫さんの写真集。著者はアラスカを生活の基盤
にして撮影・執筆活動をされていました。
もちろんこの写真集もアラスカでのものですが、
特にクマ(グリズリー)の写真が多く見ごたえがあります。

他にも色々な動物やエスキモーの子供達が出てきますが、
厳しい環境の撮影にもかかわらず、写真からはなにか
あたたかいものが伝わってきます。
また、写真集を見ていてホッキョクグマやシロフクロウなどの
白い動物は、雪の中ではとても絵になると思いました。

著者のその他の本で注目なのは、
女優・蒼井優さんが先日のNHK「私の1冊 日本の100冊」で
「出逢えてよかったと心から思える本」と絶賛されていた
『旅をする木』。こちらの本もぜひ読んでみたいです。

LOVE in Alaska


■関連書籍

旅をする木 (文春文庫)
 旅をする木(文春文庫)


■関連リンク

 ◆星野道夫公式サイト
 ◆星野道夫(ウィキペディア)

テーマ:写真集 - ジャンル:本・雑誌

悠久のとき
悠久のとき
悠久のとき
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野村 哲也
中日新聞社
売り上げランキング: 429766
おすすめ度の平均: 5.0
5 現代の写楽 野村哲也が
5 アンデスの風
5 もう一つの時間
                
■My Review
故・星野道夫さんが心の師匠と言われる
写真家・野村哲也さんの著書。写真は主に南米。
写真に関連した各エッセイが各写真に深みを与えています。
人間の根源へ遡る感覚の各エッセイからは、
著者の一貫した旅のテーマが感じられます。
読み応えのある素晴らしい一冊です。

著者がこの世界に入ったきっかけは、20才の頃、
故・星野道夫さんの『アラスカ 光と風』を読んでからとのこと。
それ以後、星野さんとの出会いを経て
海外へ被写体を求めて旅をすることになったそうです。

悠久のとき

悠久の時


■関連書籍

アラスカ 光と風 (福音館日曜日文庫)
 アラスカ 光と風
  (福音館日曜日文庫)



■関連リンク

 ◆写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”


テーマ:写真集 - ジャンル:本・雑誌

able(エイブル)
エイブル

■内容:ableの会HPより
『able』は、知的発達障がいのある青年2人のある日常を追ったヒューマン・ドキュメンタリー作品です。1999年、知的発達障がい者のスポーツ活動を支援する、スペシャルオリンピックスの活動を紹介した報道特集番組が放映されました。制作担当の小栗謙一監督は、撮影を通じて知的発達障がい者と彼らを支える家族、ボランティアたちの熱意に深く心を打たれ、日本のもっと多くの人々に、彼らのありのままの姿を知ってもらおうと、映画『 able 』の制作を企画しました。

■My Review
小栗謙一監督撮影の一連の『able』シリーズは
知的発達障がい者をテーマに製作されています。
映画『able』はその第一作目にあたります。

この映画は、ダウン症の青年と自閉症の青年が、
アメリカで3ヶ月間ホームステイをした時の様子を
撮影したドキュメンタリー映画です。

私はアメリカのホストファミリー(夫婦2人)が2人に対して
とてもあたたかいのにまず驚き、2人の青年が回りの愛情を
一身に受けてアメリカで成長して行く過程を見て、
障がいに対しての先入観が変わりました。
特に、学校ぐるみで福祉に関わっているアメリカの学校が
とても印象に残りました。

3ヶ月の間、家族として一緒に暮らしていく中で生まれる
人と人との感情の移り変わりがとても見どころがありました。
初めは皆とても不安そうな様子だったのが、日を追うごとに
だんだんと変わっていく様子も見逃せません。

受け入れ先のアメリカ人夫婦は、障がいを持つ青年2人が、
日に日に前向きに成長していくのを目の当たりに見て、

「もしどちらかでも私たちの子どもであったなら
 どんなにか誇らしいだろう」

と泣きながら話していました。
障がいを持つ青年たちから大切なことを学ぼうとする
アメリカ人夫婦に私は見習うところがとても多いです。
心があたたかくなるとても素敵な映画です。


■関連書籍

ableドキュメンタリーを作るということ―あるがままになるがままに

 ◆able(エイブル)~My Review
 ◆Host town(ホストタウン:DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆ableの会
 ◆「able」DVD販売情報(ableの会HPより)
 ◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本


テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

Host town(ホストタウン)
ホストタウン

■内容:ableの会HPより
エイミー、18才、ダウン症。妹にも障がいがある。家族は14人。ようこそ、アイルランドの「小さな家の大家族」の愛と勇気の物語へ。
アイルランドの首都ダブリン郊外、ニューブリッジという町に暮らす、知的発達障がいを伴うダウン症の少女エイミー・パーセル。12人兄妹の9番目。セクレタリーになるという夢に向けて勉強している。2才下の妹リンジーは脳性マヒで下肢が不自由だ。2人の少女を支えるのは、優しい父と気丈な母、そして兄妹たち。初夏6月。エイミーの町は、ダブリンで開催される知的発達障がいのあるアスリートの祭典、スペシャルオリンピックス夏季世界大会に参加する日本選手団の“ホストタウン”になった……。

■My Review
小栗謙一監督撮影の一連の『able』シリーズは
知的発達障がい者をテーマに製作されています。
今回の『Host Town』はその第ニ作目です。

今回は前回の『able』以上に、
スペシャルオリンピックスを主体にして作られています。
この映画の舞台は、アイルランド。アイルランドは、
2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会がダブリンで
開催されたときに日本人選手団のホストタウンになりました。
そこに住む、ダウン症と脳性まひの2人の女の子の大家族を
中心に物語は進みます。

またこの映画ではアイルランドに訪れた日本人選手たちとの
交流を通じて、さまざまな家族が紹介されています。
私はこの映画を通じて
スペシャルオリンピックスの素晴らしさを知りました。
通常のオリンピックと違って、選手入場のときには
各国選手は国旗を掲げないことにもとても驚きました。

この映画では会場の臨場感がよく表現されています。
ドーム状の10万人入る会場が一体となって愛に包まれている…
うまくいえませんがそんな雰囲気が感じられる映像でした。
私もその場所に行くことが出来たなら
それだけで大きなものをもらえるような気がします。

日本人の体操選手の演技の時に、コメンテーターが語った
家族を思いやる言葉が私にはとても印象に残りました。
そして、日本人選手たちの大変素晴らしい演技。とても感動しました。
入場時の国旗を掲げていない意味がなんとなくわかります。

ダウン症のエイミーはもちろんですが、
脳性麻痺のリンジーの存在がこの映画をとても
素晴らしいものにしています。
思春期で障がいを持っていることで、
どれほど強い心の葛藤を経験しているのか。

リンジーの様子を淡々と撮影されているところがとても胸を打ちます。
私の知らないところで、障がいを持つことで
とても苦しんでいる人がたくさんいるんだということを
あらためて感じました。

最後にリンジーが語った、障がいを持った親に対しての
メッセージに私はとても勇気付けられました。
『Host town』は自主上映の映画ですので、映画館で見る機会が
あればいっそう感動する映画だと思います。
それほどスケールの大きい映画だと思いました。


■関連資料

 ◆able(エイブル:DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆ableの会
 ◆「able」DVD販売情報(ableの会HPより)
 ◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本


テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

「捨てる!」快適生活―部屋スッキリの法則
「捨てる!」快適生活―部屋スッキリの法則
飯田 久恵
三笠書房
売り上げランキング: 11297
おすすめ度の平均: 4.5
5 整理についてここまで書くとは
4 お金持ちへの第一歩。
5 捨てる基準がわかる
4 捨てるメジャメント
4 収納以前の根本的な問題を

■My Review
主婦でない私はこの本を読んで、「整理・整頓」、「収納」に
関して大まかに知るには、著者の本だけで十分だと感じました。
先日同じ著者の「片づく収納、片づかない収納」を読んで、
「整理」「収納」「維持」という家を快適に過ごせる為に
必要なことの流れ全般を大まかに理解できました。

著者はこの本で、快適に過ごすための基本である整理について、
本の9割程度も使って徹底して書いています。
そしてその中でも一番重要な「捨てる」については、
驚くほど多くのテクニックを紹介しています。

前回の本は、大変イラストが多く読みやすかったのですが、
この本はページ数も多く結構読み応えがある本でした。
その分「整理」に対する著書の考えがよく伝わってきます。

著者がどの著書でも提案されているという、
「モノが片づく5つのステップ」とは、
「住まい全体の”体質改善”的整理収納」だと著者は言います。
これはよく聞く”対処療法的な収納”とは一線を画すもの。
この方法は、誰にでも、どの場所でも(オフィスなど)使える
収納の考え方だそうで、単純明快にまとめられていることから、
誰にでも有効な方法だと思いました。

少し飛躍するかもしれませんが、この「5つのステップ」は
"心の管理"にも同じことが言えると思いますので、著者が言う
「これをすることで人生が変わる」という言葉は、とても
うなずけるところが多いと思いました。

"5つのステップ"は、「予約なしに人を呼べるような家にしたい」
という多くの切実な悩みから生まれたらしいのですが、著者は
それをどのように実現するのか系統立てて説明しています。
書かれていたことは、収納に関する長年のカウンセリング経験と
相まって、かなりの説得力がありました。

その他に参考になったのは、さまざまな生活アイテムの
各家庭での必要ストック量やその捨て方(分別方)についての章。
それがわかれば、最小限どの程度手持ちがあればいいのか
見当がつきます。他にも整理の次のステップ、
「収納」「維持」に関しても簡単に書いてありました。
著者はいい仕事をしていると思います。


■関連書籍

片づく収納、片づかない収納 (PHPエル新書)

 ◆片づく収納、片づかない収納~My Review


■関連リンク

 ◆飯田久恵の「ゆとり工房」

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

片づく収納、片づかない収納
片づく収納、片づかない収納 (PHPエル新書)
飯田 久恵
PHP研究所
売り上げランキング: 182671
おすすめ度の平均: 5.0
5 収納の考え方が変わった!
5 目からウロコが1ダース落ち

■My Review
この著者はかなりの仕事人だと思いました。
整理整頓、収納に関して、とことん突き詰めた本です。
この本を読んで収納の考え方が全く変わりました。
私は「収納」とは、タンスや押入れ等にきちんと物を納めること
しかないと思っていました。その考えが間違いだったとは…。
収納の最大の目的は、「入れるため」でなく「使うため」だそう。

著者はよりよく物を「使うため」に、「収納指数」なる基準を
考案しています。指数といっても、とてもかんたんなもの。
何かをする時の、行動(歩数、アクション等)を指数(数値)
にして、一連の作業で積み重なる指数を合計します。
その指数を少なくすることで、行動がシンプルになり、
時間が節約でき、快適になる。その為に必要であれば物の配置
を変えたり、家具を買うといったことも提案しています。

掃除、洗濯、料理、洗い物などの家事はもとより、
服の着替え、雑誌を読む、音楽を聴くなど何をとっても、
家の中で行動することは大変多いと思います。
その全ての動きを出来るだけシンプルにして、時間と労力の
節約をし、快適な生活を送ることが出来れば、著者の言う通り
本当に人生が変わるかもしれません。そして、そのような
快適な生活を送るために必要な方法を、整理や収納をベースに
5段階で説明しています。

初めのステップのみ簡単に説明すると、
「いらないものを見極め、処分する」ことから始まります。
これらは、言うのは簡単ですが実行するのは大変難しいもの。
これを簡単にするノウハウもしっかりと書かれています。
この部分に関しては、同じ著者の、
「『捨てる!』快適生活」に詳しく載っているそうです。

この本は、とても読みやすくわりと短時間で読めました。
具体的なイラストや写真も入っており、内容も良かったです。
こんなに気持ちよく読ませてもらったのは家事本に限らず
久しぶり。良い本だと思います。


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「捨てる!」快適生活―部屋スッキリの法則

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忘れられた子供たち~スカベンジャー
忘れられた子供たち~スカベンジャー [DVD]
オフィスフォープロダクション (2007-10-22)
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5 誰にでも撮影できる映像では

■My Review
この映画の舞台は、当時地図にもその所在が載っていない村
と言われていた、フィリピン首都のマニラ市北部に位置する、
マニラ湾沿いの巨大なゴミ捨て場、通称『スモーキーマウンテン』
当時世界3大スラムの1つに数えられていたそうです。

『スモーキーマウンテン』、日本語で『煙の山』と呼ばれる
理由は、いつもメタンガスの自然発火により煙がたち上っている
ところからつけられた名称。当時はゴミ捨て場の山の斜面に
3000家族、21000人の人々が、そこで生活していたとの事です。

現在は、1995年11月にフィリピン政府により強制閉鎖され、
そこで暮らしている人々は、他のゴミ捨て場に移住。
その1つが、第2作目の『神の子たち』の舞台になった
パタヤスゴミ処理場、通称『スモーキーバレー』(煙の谷)

映画『忘れられた子供たち』は四ノ宮浩監督が初めて
フィリピンへ行き、そこでスモーキーマウンテンを見つけ、
その地で約6年にも渡り撮影したという貴重な映像集。
その当時の現状を、様々な家族や少年少女を通じてモノクロで
表現しています。(最後の1部分はカラーに変わります)

ここでは時々ゴミに混ざって、赤ちゃんの死体や、病院で
切断された手足、殺された人などもころがっているとのこと。
このことはある子供へのインタビューで、
その子供が嫌なことのひとつに上げていました。
「でももう慣れた」という怖い一言も付け加えて。

そこには汚染された血液がついた注射器も時々
ころがっているそうで、とても危険極まりないところ。
そこをときには裸足で歩いている子どもたち。
悪臭もかなりのものもらしいです。
四ノ宮監督も、一時期撮影の為にそこに住みつくことを
余儀なくされましたが、体がとても持たなかったそう。

この映画では、いくらそこから抜け出したくて頑張っても、
このゴミ捨て場から抜け出すことが出来ないフィリピン社会の
構造が少年少女たちを通じて描かれています。
想像を絶する世界だけに、とても考えさせられる映画でした。
私たちが知らなければならない問題がたくさんあると思います。

※下記は、四ノ宮浩監督著『忘れられた子供たち』より引用
ここは、もともと静かな漁村だった。今から40年ほど前、
1954年にこの場所がマニラから出されるゴミの処分場と
なった。その直後から、捨てられたゴミを目当てに家を作り、
このゴミ捨て場の中に住む人々が現れた。
彼らは、ここに捨てられたゴミからまだリサイクルできる物を
探し出し、それをお金に換えて生きている。
このような”仕事”をして暮らす人たちのことを英語で
「スカベンジャー(ゴミを拾う人々)」と呼ぶ。


■関連資料

神の子たち [DVD]忘れられた子供たち スカベンジャー (ハートシリーズ)

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 ◆神の子たち―パヤタスに吹く風~My Review


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神の子たち
神の子たち [DVD]
神の子たち [DVD]
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オフィスフォープロダクション (2007-10-22)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 ゴミを出す側が知るべき問題

■My Review
この映画の舞台はフィリピンのケソン市というところにある
パタヤスゴミ捨て場。そこで、ゴミを拾って生計を立てている
数家族にスポットを当てています。映画タイトルの"神の子"とは
フィリピンでは障がい児の事を指すそうです。

映画のタイトル通り、この映画には障がい児が何人か
出演しています。このゴミ捨て場は劣悪な環境で、
そのために障がい児が数多く産まれています。
5歳までに育つ子どもは約30%、50m置きに1人
障がい児が産まれていると四ノ宮監督の手記に書いてありました。

この映画は偶然にも、撮影の直後に起こったある悲惨な事故から
始まります。一つタイミングを間違えば監督、スタッフ一同の
命が危なかった2000年7月のゴミ山の崩落事故。

この事故で1000名以上が犠牲になり、政府が危険だと判断、
ゴミが約半年間搬入されない時期があったそうです。
この映画はゴミを収入源にしている人々が、ゴミの入らない
この半年間をどのように生き延びたかを撮影しています。

私が何をおいてもこの映画で学んだのは、
極限状態の生活では何よりも食事することが大切なこと。
食べることが出来なければ生活はこんなにもすさんでしまう
ものなのか、ということが少しですが実感できました。
そして食べることを支える、働くことの大切さも。

ここ日本では、この様な事に気づくのはとても難しいところです。
私はこの映画を見て仕事に対する考え方が少し変わりました。
そして自身を振り返るとなんて贅沢な暮らしであることか。
この映画を見て今までの生活を改めざるを得ませんでした。

ゴミがないと生活できない人たちがいて、片やどちらかといえば
ゴミを出さないように指導されている私たち。
この問題に接点はあるのでしょうか。とても虚しい気がします。
この映画は先進国に住む私たちが知るべき問題をとても多く
含んでいる映画だと思いました。


■関連資料

神の子たち―パヤタスに吹く風忘れられた子供たち~スカベンジャー [DVD]

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 ◆神の子たち
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 ◆パタヤスゴミ処理場の現状(2005年1月)


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生姜と葱の本―蘇先生の家庭薬膳
生姜と葱の本―蘇先生の家庭薬膳 たっぷり食べて体質改善
蘇 川博 下川 憲子
農山漁村文化協会
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おすすめ度の平均: 5.0
5 簡単で美味しく、身体にも良い
5 生姜と葱好きな方はぜひ!
5 安くて簡単!体が温まります♪
5 私の鼻が証人です
5 簡単に取り入れられる

■My Review
この本には、"生姜"と"葱"をたっぷり使ったレシピが
50品も掲載されています。レシピの特徴は、

・ほとんどフライパン一個で出来ること
・15分くらいの調理時間しかかからないこと
 (私はもっとかかりましたが)
・身の回りの調味料で簡単にできること
・油の使用が少ないこと

生姜と葱をたくさん使う独特なレシピが次々と出てきます。
著者は、中国人の医者と日本人の先生なので、その内容には
とても説得力がありました。

私も"生姜"や"葱"は薬味程度にしか使わないことが多いのですが、
実はこの"生姜"と"葱"に体質改善の鍵が隠されていることが
わかりやすく書いてありとても勉強になりました。

何品か実際に作ってみましたが、
やはり体が温まり新陳代謝が活発になる印象があります。
個人的には"豚肉と生姜の炒め"がお気に入り!!
今後もどんどん活用していきたい本です。


■関連書籍

トマトときゅうりの本―蘇先生の家庭薬膳 冷え・抗がん・抗老・美容・ダイエットに! (蘇先生の家庭薬膳)


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 ◆生姜と葱の本HP


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Q&A ダウン症児の療育相談―専門医からのアドバイス
Q&A ダウン症児の療育相談―専門医からのアドバイス
飯沼 和三
大月書店
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おすすめ度の平均: 5.0
5 著者の人柄が伝わってきます
5 わかりやすくてお勧めです。
5 いつも手元におきたい本
5 教諭の立場の方へ
5 読んで納得!

■My Review
この本はダウン症に関して初めて読んだ本だったのですが、
とても参考になりました。当時私はダウン症の子を授かって
3ヶ月になったばかりで、合併症のことや今後の育て方など、
今後何をしていったら良いのか全くわからない状態でいました。

もちろん育児をしていく中で、色々な本を読む事や、
ダウン症児の家族、医者に話を聞いたり質問していく中で、
ダウン症の知識や育て方を多く学ぶことが出来たのですが、
それに先立ってこの本は、育児に対する不安をある程度
やわらげてくれました。

この本にはダウン症の基礎知識、発育に関して注意すること、
訓練の仕方、また、今後社会に対してどういうアプローチを
していったらよいのかなどについて書かれています。

著者がダウン症児に関わる家族や医療関係、教育現場に携わる方
から相談された内容をQ&A方式で簡潔にまとめてありますので
参考になるところがとても多いです。

また、その回答の仕方が、ダウン症児に関わる方に対して
とても親身になっていながらも、客観的な立場できちんと回答
している著者の姿勢にとても信頼感を持ちました。
ダウン症児を授かり、これからどうしてよいかわからなかった
私のような方に、この本はとても参考になると思います。


■関連書籍

ダウン症は病気じゃない―正しい理解と保育・療育のために (子育てと健康シリーズ)
ダウン症は病気じゃない

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

ダウン症児すこやかノート―成長発達の手引きと記録
ダウン症児すこやかノート―成長発達の手引きと記録

メディカ出版
売り上げランキング: 12521
おすすめ度の平均: 5.0
5 コラムやCD−ROMも良い

■My Review
この本は"ダウン症児の赤ちゃん体操"の藤田弘子先生編集の
本と聞いて、息子が生まれてまだ数ヶ月のときに購入した本
なのですが、やはり買って正解でした。

ダウン症児を授かった親が、その子の成長を主治医の先生と
ともに記録していける、そんな使い方が出来る本で、
長く使えるようにビニールカバーもついています。

この本の構成はまず最初に、ダウン症児を授かった親への
メッセージや心構えなどからはじまり、ダウン症に関しての
知識、今後おこりえる病気について、療育機関はどのような
ものがあるかなど、幅広い視点からまず説明されています。

私は、とりこぼしを極端に恐れる方なので、この章は
その心配をかなり軽減させてくれました。また、
「~しましょう。」と頻繁に出てくる語り口に、妙な説得感
があり、カウンセリングを受けているような安心感を感じます。

心構えや基礎知識を学んだ後は療育の実践の章に入り、
ここでは主に乳幼児期と学齢期に大部分を割かれています。
青年期は、参考程度といったところでしょうか。


以上が大まかなこの本の構成ですが、私がこの本でとても
参考になったのは、実際に自分の子供を大学に入学卒業
させた育児経験のある親の方のコラムがでした。
私は、今回この方からかなりのことを学びました。この方の
経験談がこの本に、かなりの奥行きを与えていると感じます。

合計12Pの「ダウン症児に豊かなことばを」というタイトル
のコラムですが、とくに乳幼児期のものが珠玉だと思います。
短い言葉ではありますが、私はかなりのものを頂きました。
このコラムは岩元昭雄さんが書かれたのですが、この方は
ダウン症関係ではとても名が知られている方です。

結局子育てはダウン症だからどうというのではなくて、人として
どう育てていくのかという視点から突き詰めて考えていく必要
があるのだなとコラムを読んで思いました。
岩元さんご家族の書かれた本はほとんど読みましたが
とてもわかりやすくお勧めです。


話を戻しますが、この本には付録のCD-ROMが 付いてます。
私がダウン症の息子を授かって間もない頃、
健常児よりかなり遅いと言われる息子の成長を何と比較したら
よいのかわかりませんでした。

でもこのCD-ROMに全てその答えが載っていました。
このCDーROMには、0才~18才までの健常児と
ダウン症児両方の身長と体重の平均値が、折れ線グラフで
データ化されています。またそれだけではなく、自分の子の
1ヶ月ごとの身長、体重データをその中に打ち込んでグラフ化
することが出来、それによって両者のグラフの間を我が子が
どのような状態で成長しているのかが相対的にわかります。

自分の子の成長グラフが、逸脱していないか、またある時期
から変わった動きをしていないかを確認出来るツールがある
だけでもかなりの不安が取り除けるのではないかと思います。

この本は色んな面からダウン症の子を持つ方々に、
子育てのヒントを多く与えてくれる良書だと思います。
当時私の母が、母の友人から紹介された本でもあったのですが、
本当にいい本に出合えたと思っています。


■関連書籍

ダウン症児の赤ちゃん体操―親子で楽しむふれあいケアことば育ちは心育て―ダウン症児のことばを拓く


■関連リンク

 ◆ダウン症児の赤ちゃん体操教室
  ※兵庫県立塚口病院HPより


テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

ダウン症児のことばを育てる―0歳から生活のなかで
ダウン症児のことばを育てる―0歳から生活のなかで
池田 由紀江 菅野 敦
福村出版
売り上げランキング: 60278
おすすめ度の平均: 5.0
5 ダウン症児はことばの壁が厚い

■My Review
この本はダウン症の息子が生後3ヶ月の時に出会った本ですが
ダウン症の我が子をことばの面から今後どう療育していけばよいのか
について、具体的なヒントが得られた本でした。息子は3才になりまし
たが、ダウン症児の言葉の遅さを今とても実感しています。

この本ではタイトル通り、ダウン症児の育て方についてことばの点
から深く掘り下げて解説されています。この本の素晴らしいところは
「ことばの療育プログラム」に集約されていると思います。

なぜ、ことばなのか。 著者の言葉を借りると、
「『ことばによるコミュニケーション』はダウン症の子ども たちにとって
最も困難な領域である」らしい。

特にダウン症児は周りの子どものことばが理解できているのに
自分の気持ちをことばで表現することが苦手なこと。
そしてことばは出ているのに不明瞭な為、自分の言いたいことを
周りにわかってもらいにくい、という現実があると書かれています。

これはある意味地獄ではないかと思います。私は言葉による表現
がうまくない方なので、今の自分よりもコミュニケーションが下手
だったらと想像するだけで足がすくんでしまいます。我が子の為にも
今後出来るだけいい方向に療育してやりたいと思いました。


ところで、本書は大きく分けて3部構成になっています。
1部では、「ダウン症とは」からはじまり、「ダウン症児のことばの発達
の特徴としての要因」等について述べられています。
この1部で、ダウン症児におけることばについての基礎知識を
頭に入れた上で、本書の要である、
「2部:ダウン症児のことばの指導」に入っていきます。

2部は、実践的な「ことばの指導プログラム」です。
3部は、これらのプログラムを使った、軽度~重度のダウン症児
の療育指導例が載せられています。

私は、2部について最も感銘を受けましたので、ここで紹介されている
プログラムについて少しまとめておきます。

2部で紹介されている「ことばの指導プログラム」は

1)0~1才(前言語期)
2)2~3才(幼児前期)
3)4~5才(幼児後期)
4)6才~(学齢期)

の4つの時期に分けて各々に応じたプログラムが組まれています。
当時私が参考にしたのはもちろん1)になります。


2部の中で私が印象に残った言葉を少し紹介してみます。

・イメージをつくるのには、子どもに
「今あなたは○○を見ているのよ、きれいね」とか
「○○を食べているのよ、おいしいね」と言ったり、共感したりして、
今経験していることをお母さんが意識させてあげなければなりません。したがってこどもが
1人遊びしていたり、1人勝手に活動しているだけでは
イメージをつくることができません。

・口唇や舌のコントロールは微細な身体運動で、手指のコントロール
と共通性があると言われてきました。さらに手指は全身を使った歩く、
走る、跳ぶ等の粗大運動と関連して発達します。したがって粗大運動
は口唇や舌のコントロールの基礎ともなっているのです。


このブログラムの構成の基礎となっている考え方があります。
それは、<対人関係><認知能力><運動能力>の3要因。
それらはことばの花を咲かせる肥料と表現されています。

この本では、この3要因を学習するために、<遊び>と<生活>
そして補正的に<課題>学習する場面を設けています。

バランスよくことばの指導を行うことができるような
具体的なプログラムが上記の4つの時期について順を追って
書かれていました。

特に私が驚いたのは、子どもによって出る症状が千差万別である
ダウン症をテーマにしたプログラムにもかかわらず、系統だって
きちんとプログラムが組まれていること。

上記の<遊び><生活><課題>の各場面ごとに、ことばの発達
を支える3つの要因、<対人関係><認知能力><運動能力>を
組み合わせた3×3=計9項目のプログラムが、各4つの時期
それぞれに設定されています。

それだけではなく、ダウン症の子どもたちがことばを獲得する過程で
特に問題となる<聞くこと>の弱さに対応した項目を、
1項目加えています。これで、各時期10項目の計40項目の
プログラムが設定されています。

この本で書かれていたのですが、赤ちゃんによくする「たかいたかい」
は上記3要因を全て満たしている遊びなのだそうです。非常に密度の
濃い対人関係である、身体や表情を介したコミュニケーション、
自分とお父さんお母さんの身体の大きさや感触の違い、揺さぶりに
伴う位置関係の変化を実感することは、もっとも基本的な認知能力を
育てるそうです。

そして、これもこの本のなかで、心に残ったことばですが、
「ことばにおけるハウスとは何でしょうか」という質問がありました。
答えは、日常生活の生活リズムだそうです。

基本となる活動(起床、食事など)は毎日決められた時間に
できるように生活環境を整えることが大切らしい。
まずは自分から変えなければならないようです。

この本はダウン症児にとどまらず、健常児の育児にもよい影響を
与えると思います。長女の育児にも参考になることが多い本でした。

ダウン症児のことばを育てる

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

幸せを見つけて ダウン症の子どもたち
幸せを見つけて ダウン症の子どもたち

阿吽社
売り上げランキング: 516472
おすすめ度の平均: 5.0
5 親の立場から書かれた本は貴重
         
■My Review
この本は大阪で活動されている、
ダウン症児の親の会「クローバーの会」の方々の手記や
座談会をもとに書かれています。

「クローバーの会」の由来は、染色体が一本多いダウン症児と、
四葉のクローバーをかけて命名されたとのこと。
面白いのは、この会の主導権を握っているのがお父さん方。
父の立場の私にはとても参考になる本でした。

この本の構成は、この会のリーダーの手記に始まり、
お母さんたちの座談会の様子、お父さんたちの座談会の様子、
子どもが成人して活躍している親2人へのインタビュー、
そして最後はダウン症の子どもと関わった方々の手記で終ります。

私が一番印象に残り、また勉強になった章は、33歳の娘を持つ
母親と、28歳の息子を持つ母親へのインタビューの章。
ダウン症児を出産し、子育てされた時期が、ダウン症に関する知識が
あまりない時代だったため、かなりの試行錯誤をされたようです。

このお2人の談話の中で私が特に勉強になったのは、
一日の生活リズムをきちっとされていること。
また、ダウン症児を受け入れる覚悟ができたときにまず一番に
「お行儀のいい子に育てよう」ということを決意されて、
それをずっと実行されてきたことにも大変感銘を受けました。

本には、「お行儀が良かったら人にかわいがってもらえるし、
ルールやマナーが守れる。(中略)食事をちゃんときれいに
食べられるように、顔も頭もきれいに洗えるように、
鼻をきちんとかめるように努めました」と書かれています。

私は健常児の長女にさえも、これらのことを満足に
教えてこなかったことを改めて反省し、今後私の生活全てを、
ダウン症の息子のために、そして長女のためにも根本から
治さなくてはならないことをとても実感しました。
お2人の談話はこの他にも参考になるところがとても多いです。

他に勉強になったのは、知的障害者全体に対してのダウン症
の割合が思ったより少ないこと。ダウン症の子どもの将来を
長期的な視点から見ると、ダウン症の親の会ばかりではなく
育成会(全国規模の知的障害者組織)に入るなどして、
知的障害者全体の立場から活動していかざるをえないとも
経験者の立場から言われています。

地域の中で生きていく本人の事を冷静に考えると
他の知的障害者と連携して、育成会でも活動していく必要が
あるとのことでした。これらのことは今後の子育てについて
大変参考になりました。これらの話の他にも、
お2人の談話は参考になるところがとても多かったです。

このようなダウン症児の親の立場から書かれた本はとても貴重です。
同じダウン症の子を持つ親として、先輩を身近に感じると共に、
実際の経験による話はとても重要だということを今回特に感じました。

幸せを見つけてダウン症の子どもたち

ダウン症の子をもって
ダウン症の子をもって (新潮文庫)
正村 公宏
新潮社
売り上げランキング: 46478
おすすめ度の平均: 5.0
5 やさしさに満ち溢れた本
5 人生に奥行きを与えてくれる
5 ぜひご一読を
5 感動です。
5 福祉にたずさわるすべての
                
■My Review
著者は著名な経済学者です。
私がこの本に出合ったのは、ダウン症の息子が生後4ヶ月の時。
私は機械設計を生業としているので、同じ数字を扱う経済学者が、
障がいを持った息子をどのように感じ、どのように育ててきたのか
とても知りたくてこの本を買いました。

この本には、ダウン症が社会的にまだ十分知られてない時代に
家族皆でご子息を試行錯誤で支えてきた様子が詳しく描写
されていました。著者のご子息はダウン症の中でも重度とのこと。
この本を書かれた当時、ご子息は20才だったそうですが、
まだ言葉がうまくしゃべれない状態だったと書かれています。

障がい者に対する社会の認識が変わったのは比較的最近で、
それまでは重度の障がい者は学校にさえ入れなかったそうです。
毎年4月になると、学校へ入れたい一心で入学のための努力を
かなりされるのですが、それがいつも徒労に終わる時の
母親の気持ちがとても切なく描かれていました。

私がこの本を読んで一番強く感動したのは、
母の子に対する愛情です。実際、この本の元となったのは、
うまく話せない子の様子を記録する為に、施設と家庭との
やりとりを綴った80冊にも及ぶ連絡帳。
そのほとんどを母親が書いています。

例えば、想像を絶するいたずらをする子に対しての
様々な感情や葛藤なども詳しく書かれているのですが、
その子に対して、母も幼い兄も、もちろん著者の父も
信じられないくらいとてもやさしい。

この本を読んで、理屈ではない母の愛情に胸を打たれました。
こんなにも、子に対して愛情を注げるものでしょうか。
かなり遅いながらも、確実に成長していくご子息と
それを見守る家族の絆が、息子さんの成長とともに
だんだんと強くなっていくところに大変感銘を受けました。

私もどれだけの時間と愛情を、我が子に注げるのか、
まだ定かではありませんが、片時も休むことが出来ない
母親の気持ちが私には大変参考になりました。
そして、愛情を注げば注ぐほど、ダウン症の子は答えて
くれるのだという期待をさせてくれる本でした。
読んで良かったです。

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8歳で脳は決まる! 子どもを救う父親の力
8歳で脳は決まる! 子どもを救う父親の力
平山 諭
河出書房新社
売り上げランキング: 103440
おすすめ度の平均: 5.0
5 夫婦関係の改善にも
5 言葉が豊かであれば
5 こんな本待っていた!

■My Review
サブタイトルに「子どもを救う父親の力」とある通り、
この本は主に父親に向けて作られた本です。
タイトルの「8歳」は、脳の発達が大人と同じ脳に切り替わり、
柔軟性が失われるとする「10歳」の1歩手前の年齢だそう。
子どもを変えやすい最後の時期として、脳科学の観点から選んだ
「8歳」とのことです。

著者は知的障害児と関わる過程(環境対話キャンプ等)で蓄積、
研究された経験をベースに本書を執筆しています。
その豊富な実例の中で、軽微なものから少年犯罪に至るまで、
多くの具体例を取り上げてその背景を説明していますので、
とても納得するところが多い。実際に起こった少年犯罪を
著者の視点から数例取り上げて検証している箇所も、
とても興味深く読みました。

広範囲から父親としてのあり方を、抽出、説明しているので
とても説得力があり参考になりました。
このケースはこうしたらいいという具体的なスキルが数多く
掲載されていますのでとても実用的です。

この本を読んで驚く事は、子育てにとどまらず、
夫婦仲についてのスキルも書いてあるところ。
私がガツンときたのは、「返事をしない妻」という項目。。
生理学的な理由があるとは知りませんでした。

父親向けに書かれた本で、ここまで広範囲に、的を得て、
分かりやすく書かれた本はあまりないのではないでしょうか。
母親の方にもとても参考になる本だと思います。
とにかく楽しい本でした。


■関連書籍

こんなとき、どうすればいいの?発達障害への対応―究極の相談Qと助っ人のA48例発達障害児の授業スキル―環境対話法を活用する


テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

able(エイブル)
able
able
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渡辺 ジュン
元就出版社
売り上げランキング: 65604
おすすめ度の平均: 5.0
5 良い意味で裏切られます
5 皆さん、読むといいですよ!
5 おめでとう!

■My Review
表紙を見て、てっきりダウン症の元(げん)君の成長記録かな
と思ったのですが、良い意味で裏切られます。
元くんの成長についても、もちろん書かれているのですが、
母であり、この本の著者でもある、渡辺ジュンさんご自身の
生き方がとても楽しく描かれていました。著者自身が人生を
楽しまれているゆえに、元君ものびのびと育っているのだと
読んでいて感じました。

この本は、タイトル通り、映画『able』の撮影にまつわる
出来事を核にして、それまでの元君や著者の生い立ち、
撮影前後に起こった変化などを通じて、著者の人生が劇的に
変わっていく様子が書かれています。
「事実は小説より奇なり」の言葉そのままに、
いろんな偶然(必然?)が重なって、より良い方向に
向かっていく様は本当に驚きの連続です。
とても強くひきこまれた本でした。

著者は元くんを出産してから、離婚を経験し、
子宮全摘出手術を受け、長男の不登校でもかなり悩みました。
仕事も工場での作業からセラピストに大転換しています。
事あるごとに壁にぶち当たり、それを見事崩していく所が凄い!

一件逆境と思えることでも、それをプラスと受け止めることで、
とても良い運を呼び込んでいるように思えます。
そのところをこの本で淡々と書かれていますので、何かしら
人生の奥義(?)なるものを教えてもらったような感じです。

私が1番印象に残った箇所は、著者が赤ちゃん時の元くんを
抱っこしている時に、緒方拳さんに電車で話しかけられたシーン。
実はその日の夜まで著者は緒方さんだと気づかなかったそう。
その後の展開も面白く、楽しく読ませていただきました。

スペシャルオリンピックスについても詳しく書いてあるので、
それに参加することの意義がよくわかります。
将来機会があればぜひ息子にも参加させてみたいです。

私の人生は、息子が生まれたことでどのように変わるのか。
自分主体の読み方の出来る楽しい本でした。


■関連書籍

療育サバイバルノート―ダウン症の赤ちゃんを授かったすべてのお母さんへドキュメンタリーを作るということ―あるがままになるがままに

 ◆映画「able」~My Review


■関連リンク

 ◆ableの会
 ◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本


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誕生死
誕生死
誕生死
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流産死産新生児死で子をなくした親の会
三省堂
売り上げランキング: 47539
おすすめ度の平均: 5.0
5 忌み嫌ってはいけない
5 医療関係者にも読んでほしい!
5 誕生死
5 私も勇気づけられました
5 感銘を受けました。

■My Review
この『誕生死』では、流産や死産、新生児死で
赤ちゃんをなくされたご家族が、
それぞれの赤ちゃんへの思いを実名で語っています。

帯の副題には、
「がまんしなくていいの。思いっきり泣きなさい」
 11家族が実名で語る小さな小さな命の物語。
とあります。

私は『誕生死』を読み終えて、
今までかなり遠いところにあると思っていた「死」は、
実はかなり身近に存在するということを知りました。

そして、今生きているということは、
その亡くなった方々の上に成り立っているのだという
以前からの漠然とした思いが
この本を読んでまた新たに実感することが出来ました。

ダウン症の息子も、生後まもなく危なかった時期がありました。
この本を読んで、私が思っていた以上に「死」は
息子にとって実は限りなく近かったのだということを知り、
今生きている息子に感謝すると共に、
命の大切さをあらためて感じます。

このような「赤ちゃんの死」についての色々な側面を
私自身、もっと知る必要があると感じます。そして、
この問題についての誤った理解が、いかに人を傷つけるか
についても、とても深く考えさせられました。

この問題については、単に忌み嫌うのではなく、
本質をしっかりと見つめて考えていくことが大事だと思います。
それが私たちにとっての充実した育児につながるもの
であることを私は信じて疑いません。


■関連書籍

誕生死・想―262通のハガキにつづられた誕生死ちーちゃん―誕生死・10日間の思い出


■関連リンク

 ◆誕生死


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愛にはじまる
愛にはじまる―ダウン症の女流書家と母の20年
金澤 泰子 金澤 翔子
ビジネス社
売り上げランキング: 217251
おすすめ度の平均: 5.0
5 障害を持った少女の

■My Review
この本はダウン症の書家・金澤翔子さんの今までの生い立ちや、
書家になった背景を母である著者が書いているものです。

著者の娘・翔子さんが生まれた当時の社会は、障がい者に対する
理解が今よりもとても低かったと聞きます。その時代に
どのような気持ちで翔子さんを出産し、今まで育ててきたのか。
時代が時代だっただけに、著者の歩んだ人生は、決して穏やかな
ものではなかったことがこの本からもわかります。

本にはDVDが付属しているのですが私はDVDから見ました。
その映像を見て、生後5ヶ月の息子を育児していた私は少し
ショックのようなものを感じてしまいました。頭の中で
翔子さんのことを美化していたこともあったのだと思います。
多分ダウン症について、まだあまり知識のなかった私にとって、
これは慣れない感情だったのかもしれません。

DVDの良い点は、本では伝わらない情報も伝えることが出来る
という点につきると思います。私が勝手に思うことですが、
このDVDはどちらかというと一般の方向けに作られたものではなく
私と同じくダウン症の子を持った親及び、ダウン症に関わる方に
向けて作られたものではないかと感じました。だから著者は
翔子さんの日常の多くをこの本で見せてくれているのだと思います。

何にせよダウン症の方の日常生活を記録した映像を私はまだ
見た事がありませんでしたのでこの本はとても貴重なものだと
感じました。もちろんダウン症を知らない方でも、翔子さんの
書の素晴らしさを通じて、この本からダウン症への理解を
より深めることが出来ると思います。


私がこの本から学んだことは、障害を持つ子に関わっていく
過程で、今まで持っていた常識は臨機応変に変えていかなくては
ならないということでした。逃げてばかりではなにも解決しない
ことを知りました。

私の息子はまだ親の言う通りになりやすい可愛い存在なのですが
大きくなってくると息子も含めて家族の間にも色んな葛藤が
出てくることと覚悟しています。今のうちから著者のように
全てを受け入れる度量を持つように努力していかないと、
私は息子と共により良い人生など歩めるはずがありません。


この本で特に私が印象に強く残ったところは、翔子さんが
14才の時に急逝されたお父様について書いてある下りです。
私は同じ父の立場としてその部分にとても感銘を受けました。

少しその部分を書いてみますと、翔子さんが生まれた当初、
仮死状態で敗血症を起こしていた為、お父様は病院側から
交換輸血をしないと命はないと宣告されました。ただダウン症
なので、そこまでして命を助けるのはどうかという話を医者側
からその時忠告されたそうです。しかしお父様は迷うことなく、
自ら交換輸血を行い翔子さんは無事生き続けることができました。

当時の情報の片寄った時代に、私が翔子さんのお父様と同じ立場
に立ったとして、はたして我が息子に同じことをしてやれたか
どうか、多分とてもあやしいものだと思います。翔子さんの
最近の活躍を見るにつけ、お父様は姿こそ見えませんが、
今も翔子さんと共に生き続けているような気がします。


本の構成は、お母様の書かれたページが50頁、翔子さんの「書」
の紹介が50頁、それに加えてDVD付という、とてもバランスの
取れた構成になっています。添付のDVDの圧巻は何といっても、
最後の席上揮毫のシーン。とても大きい筆で、淡々と書き上げて
いく様子はこのDVDの目玉だと思います。

私はダウン症の息子がとても良い時代に生まれたことを、
この本を読むことで、いっそう感謝することが出来ました。
今の時代、ダウン症がここまで認知されてきた陰には、情報の
少ない時代に厳しい生き方を余儀なくされた方々の努力の
積み重ねがあることを今回再認識しました。著者が今、
翔子さんと共にとても幸せな人生を歩まれている事、
何よりうれしく思います。


■関連書籍

天使の正体―ダウン症の書家・金澤翔子の物語

■関連リンク

 ◆金澤翔子の世界

 ◆金澤翔子さん関連リンク集


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しんちゃんのやまのぼり
しんちゃんのやまのぼり
もりした あきこ
吉備人出版
売り上げランキング: 1595307
おすすめ度の平均: 5.0
5 絵本の力はすごい!

■My Review
この本は著者のご子息のしんちゃんのことを、こどもにも
わかりやすく読んでもらえるよう絵本にされたものです。
この物語の背景は、別の著書「ゆっくりゆっくり」に詳しいです。

しんちゃんはダウン症という障がいと重度の合併症を持って
生まれてきました。計8回もの大きな手術をしたそうです。
小学校入学時に退院が間に合わず、小学校に行ってもしばらくは
車椅子で過ごしていたと書いてあります。

この絵本はそんなしんちゃんが小学2年の時に"やまのぼり"に
いどむお話。しんちゃんにとって、また著者にとってもきっと
これは大きな冒険だったに違いありません。

なぜ絵本を製作したかについては、著者が育児に悩んでいた時に
経験した絵本との出会いがあるのですが、そのことについても
「ゆっくりゆっくり」に詳しいです。


その「ゆっくりゆっくり」からの引用ですが、著者曰く、絵本は
子どもに初めての体験をさせるときに欠かせないものだそうです。
イメージ付けとモチベーションを高める為に有効とのこと。
また体験させた後も絵本で体験の裏付けをすることで、
子どもはそれを誰かに伝えたいという気持ちが膨らむそうです。

また、著者が絵本の力で感動された事も書いてありました。
しんちゃんが頚椎の手術をした後、激痛で泣き続けていたことが
あったそうです。著者ではどうしても泣きやまなかったのですが
近くにあった絵本を読んであげるとしんちゃんは泣きやみ、
耳を傾け、眠りについたとのことでした。また目を覚まして
痛みで泣き出すと、再び絵本を読んでやるといった繰り返しが
続いたそうです。その時の体験から、絵本には痛みも忘れさせ、
心を穏やかにする力があると感じられたとのこと。

上記に書かれていたことは私のダウン症の息子に絵本を読んだ時
の反応と比べてもとても頷けます。また著者は絵本の専門店にも
足をかなり運ばれて研究されているようですので、内容には
とても説得力がありました。


この絵本は、ダウン症児のご兄弟やダウン症児のお友だちに
読んであげるのに最適な本だと思います。著者のあとがきも
含めて全編ひらがなで書かれているので小さな子どもでも
とても読みやすい。私は当時8才の長女に読み聞かせたのですが、
息子と同じ障がいを持つ子のお話とあって、とても興味を持って
その後1人でも読んでました。
高木由美さんの絵も味わいがあって良いです。


■関連書籍

ゆっくりゆっくり

 ◆ゆっくりゆっくり~My Review


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たったひとつのたからもの
たったひとつのたからもの [DVD]
バップ (2005-01-26)
売り上げランキング: 40309
おすすめ度の平均: 4.0
5 全体的に見て満足!
3 原作との隔たり
1 お涙頂戴
5 感動・・・・・
5 まだご覧になっていない方へ

■My Review
このドラマは「たったひとつのたからもの」という本をモデルに
制作されています。あるダウン症の男の子の短い、それでいて
充実した生涯を、実話にもとづいてドラマ化しています。
俳優さんたちの演技は申し分のないものだと思いました。
ただ残念なのは、所々に少し引いてしまうシーンがあったこと。

私が引いたのは、お母さんが海に身投げしようとするシーン。
このシーンは実話かどうかはわかりませんが、本には載って
いなかったシーンです。あれほど一生懸命子どもを育てていた
のに、いきなり自分だけ勝手に身を投げるものだろうかと
少し疑問に思いました。もし実話ならその前後をもっと
わかりやすく描いてほしかったです。

あと、スーパーで買い物の最中、ダウン症の施設に入れるために
秋雪くんに近寄ってくる女性の言葉も引くには十分すぎるほど。
特に前半は少し力づくのシーンが多かったように思います。

でも私は冒頭の出産とその直後のシーンで泣いてしまいました。
ダウン症児を育児している私は、まだ自分の中に息子の出生時の
感情が残っているんだなと、その時実感してしまいました。

このドラマは、全体的に見て割合いい作品だと感じました。
健常児の親と、ダウン症児を持つ親の視点は違うはずですので、
様々な意見があるとは思いますが、ダウン症という障害を社会に
広めた意義はとても大きいものがあると思います。もちろん、
松田聖子さんと船越栄一郎さんのネームバリューも大きいと思います。

惜しかったと思うところは、生後1年目までの様子をもっと
描いて欲しかったこと。本では当時秋雪くんの心臓の手術を
行うかどうか、ご両親が医者に決断をうながされるシーンが
ありました。手術しても余命に変わりはない手術です。
結局断腸の思いで手術を断られたそうですが、その後しばらく
して、やっぱりしておけばよかったかなと後悔する場面があり、
親としてとても考えさせられるシーンでした。
この部分を何らかの形で入れてもらえればよかったと思います。

でもドラマには時間や制限などが色々とあるでしょうから、
その中で精一杯撮影されたドラマだったと見ていて思います。
ダウン症児を撮影で使うのはとても苦労しただろうし、
恐らく撮影している過程で変更された部分や、妥協せざるを
得ない部分もかなりあったのではないかと思います。

後半の子役(本名:翼くん)がとてもよかったですね。
このドラマ撮影のドキュメンタリー番組を見る機会があったの
ですが、「翼くん」のお母さんはとても立派な方でした。

翼くんは、秋雪くんと同じダウン症です。
いい子役を抜擢したと思います。この子がいたからこそ、
このドラマは成り立っているのかもしれません。


■関連資料

たったひとつのたからもの自己ベスト

 ◆たったひとつのたからもの~My Review


■関連リンク

 ◆たったひとつのたからもの(日本テレビ)
 ◆明治安田生命CM「たったひとつのたからもの」篇(YouTube)
 ◆たったひとつのたからもの(ウィキペディア)


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