Hiro's Library
気に入った本、DVD、CDなどを厳選して載せていくメモ的ブログです
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陽はまた昇る
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陽はまた昇る [DVD]

時は70年代。
ビクター(VHS)とソニー(Betamax)のビデオ戦争の話です。
ご存知の通りVHSが勝ったのですが、
その裏には様々なドラマがあったようです。

主人公は会社から認められていない開発を
嘘の申告をしながら極秘に3年以上続けます。
規格統一が最重要と考えた主人公は、
どうしてもわかってもらえない会社を見切り、ある方法に打って出る。

その道中妻が脳梗塞で倒れるも、仕事を優先。
病床で父をなじる息子に、妻は夫に対する思いを伝えます。
実話に基づいて作られたとのこと、今の時代からはとても信じ難い。
だからこそ今、学べるところがとても多い映画でした。

一般に、家族は仕事が見えないゆえ特に忙しい父親は
仕事優先で自分勝手なイメージがつきまといます。
この映画では、最後のシーンで父が築いてきたこと
(もの以外の方が大きい)を家族が確認できる救いがあります。

悲しいことに仕事に打ち込んで結果を出せば出すほど
それに反して家族は犠牲になることが多く、その為に能力があっても
仕事が続けられなくなる方は多いと思います。
ヒットする商品の影には、色んな人間ドラマがあるのだと
あらためて感じました。

ところでこの映画に出てくるメーカー名等は実在で、
デッキの試作機も保管されていたものを修理して使用しています。
また、元ビクターの方々も撮影指導されているので
とても臨場感にあふれた仕上がりになっています。

見どころは主人公の西田敏行とその補佐役の渡辺謙とのかけあい。
また、主人公の妻役の真野響子の存在。
西田敏行さんは釣りバカ等でみるコメディ風イメージが大ですが、
この映画ではそんなシーンは無く、とても器の大きい演技も見どころ。
西田さんの凄さがあらためてわかる映画でした。

ビジネスマンは尚の事ですが、
そのご家族にも見て頂きたい1本です。


■関連書籍等
沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]陽はまた昇る―映像メディアの世紀 (文春文庫)「窓際族が世界規格を作った」~VHS・執念の逆転劇 ―執念の逆転劇 (プロジェクトX~挑戦者たち~)



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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

able(エイブル)
エイブル

■内容:ableの会HPより
『able』は、知的発達障がいのある青年2人のある日常を追ったヒューマン・ドキュメンタリー作品です。1999年、知的発達障がい者のスポーツ活動を支援する、スペシャルオリンピックスの活動を紹介した報道特集番組が放映されました。制作担当の小栗謙一監督は、撮影を通じて知的発達障がい者と彼らを支える家族、ボランティアたちの熱意に深く心を打たれ、日本のもっと多くの人々に、彼らのありのままの姿を知ってもらおうと、映画『 able 』の制作を企画しました。

■My Review
小栗謙一監督撮影の一連の『able』シリーズは
知的発達障がい者をテーマに製作されています。
映画『able』はその第一作目にあたります。

この映画は、ダウン症の青年と自閉症の青年が、
アメリカで3ヶ月間ホームステイをした時の様子を
撮影したドキュメンタリー映画です。

私はアメリカのホストファミリー(夫婦2人)が2人に対して
とてもあたたかいのにまず驚き、2人の青年が回りの愛情を
一身に受けてアメリカで成長して行く過程を見て、
障がいに対しての先入観が変わりました。
特に、学校ぐるみで福祉に関わっているアメリカの学校が
とても印象に残りました。

3ヶ月の間、家族として一緒に暮らしていく中で生まれる
人と人との感情の移り変わりがとても見どころがありました。
初めは皆とても不安そうな様子だったのが、日を追うごとに
だんだんと変わっていく様子も見逃せません。

受け入れ先のアメリカ人夫婦は、障がいを持つ青年2人が、
日に日に前向きに成長していくのを目の当たりに見て、

「もしどちらかでも私たちの子どもであったなら
 どんなにか誇らしいだろう」

と泣きながら話していました。
障がいを持つ青年たちから大切なことを学ぼうとする
アメリカ人夫婦に私は見習うところがとても多いです。
心があたたかくなるとても素敵な映画です。


■関連書籍

ableドキュメンタリーを作るということ―あるがままになるがままに

 ◆able(エイブル)~My Review
 ◆Host town(ホストタウン:DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆ableの会
 ◆「able」DVD販売情報(ableの会HPより)
 ◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本


テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

Host town(ホストタウン)
ホストタウン

■内容:ableの会HPより
エイミー、18才、ダウン症。妹にも障がいがある。家族は14人。ようこそ、アイルランドの「小さな家の大家族」の愛と勇気の物語へ。
アイルランドの首都ダブリン郊外、ニューブリッジという町に暮らす、知的発達障がいを伴うダウン症の少女エイミー・パーセル。12人兄妹の9番目。セクレタリーになるという夢に向けて勉強している。2才下の妹リンジーは脳性マヒで下肢が不自由だ。2人の少女を支えるのは、優しい父と気丈な母、そして兄妹たち。初夏6月。エイミーの町は、ダブリンで開催される知的発達障がいのあるアスリートの祭典、スペシャルオリンピックス夏季世界大会に参加する日本選手団の“ホストタウン”になった……。

■My Review
小栗謙一監督撮影の一連の『able』シリーズは
知的発達障がい者をテーマに製作されています。
今回の『Host Town』はその第ニ作目です。

今回は前回の『able』以上に、
スペシャルオリンピックスを主体にして作られています。
この映画の舞台は、アイルランド。アイルランドは、
2003年スペシャルオリンピックス夏季世界大会がダブリンで
開催されたときに日本人選手団のホストタウンになりました。
そこに住む、ダウン症と脳性まひの2人の女の子の大家族を
中心に物語は進みます。

またこの映画ではアイルランドに訪れた日本人選手たちとの
交流を通じて、さまざまな家族が紹介されています。
私はこの映画を通じて
スペシャルオリンピックスの素晴らしさを知りました。
通常のオリンピックと違って、選手入場のときには
各国選手は国旗を掲げないことにもとても驚きました。

この映画では会場の臨場感がよく表現されています。
ドーム状の10万人入る会場が一体となって愛に包まれている…
うまくいえませんがそんな雰囲気が感じられる映像でした。
私もその場所に行くことが出来たなら
それだけで大きなものをもらえるような気がします。

日本人の体操選手の演技の時に、コメンテーターが語った
家族を思いやる言葉が私にはとても印象に残りました。
そして、日本人選手たちの大変素晴らしい演技。とても感動しました。
入場時の国旗を掲げていない意味がなんとなくわかります。

ダウン症のエイミーはもちろんですが、
脳性麻痺のリンジーの存在がこの映画をとても
素晴らしいものにしています。
思春期で障がいを持っていることで、
どれほど強い心の葛藤を経験しているのか。

リンジーの様子を淡々と撮影されているところがとても胸を打ちます。
私の知らないところで、障がいを持つことで
とても苦しんでいる人がたくさんいるんだということを
あらためて感じました。

最後にリンジーが語った、障がいを持った親に対しての
メッセージに私はとても勇気付けられました。
『Host town』は自主上映の映画ですので、映画館で見る機会が
あればいっそう感動する映画だと思います。
それほどスケールの大きい映画だと思いました。


■関連資料

 ◆able(エイブル:DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆ableの会
 ◆「able」DVD販売情報(ableの会HPより)
 ◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本


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忘れられた子供たち~スカベンジャー
忘れられた子供たち~スカベンジャー [DVD]
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おすすめ度の平均: 5.0
5 誰にでも撮影できる映像では

■My Review
この映画の舞台は、当時地図にもその所在が載っていない村
と言われていた、フィリピン首都のマニラ市北部に位置する、
マニラ湾沿いの巨大なゴミ捨て場、通称『スモーキーマウンテン』
当時世界3大スラムの1つに数えられていたそうです。

『スモーキーマウンテン』、日本語で『煙の山』と呼ばれる
理由は、いつもメタンガスの自然発火により煙がたち上っている
ところからつけられた名称。当時はゴミ捨て場の山の斜面に
3000家族、21000人の人々が、そこで生活していたとの事です。

現在は、1995年11月にフィリピン政府により強制閉鎖され、
そこで暮らしている人々は、他のゴミ捨て場に移住。
その1つが、第2作目の『神の子たち』の舞台になった
パタヤスゴミ処理場、通称『スモーキーバレー』(煙の谷)

映画『忘れられた子供たち』は四ノ宮浩監督が初めて
フィリピンへ行き、そこでスモーキーマウンテンを見つけ、
その地で約6年にも渡り撮影したという貴重な映像集。
その当時の現状を、様々な家族や少年少女を通じてモノクロで
表現しています。(最後の1部分はカラーに変わります)

ここでは時々ゴミに混ざって、赤ちゃんの死体や、病院で
切断された手足、殺された人などもころがっているとのこと。
このことはある子供へのインタビューで、
その子供が嫌なことのひとつに上げていました。
「でももう慣れた」という怖い一言も付け加えて。

そこには汚染された血液がついた注射器も時々
ころがっているそうで、とても危険極まりないところ。
そこをときには裸足で歩いている子どもたち。
悪臭もかなりのものもらしいです。
四ノ宮監督も、一時期撮影の為にそこに住みつくことを
余儀なくされましたが、体がとても持たなかったそう。

この映画では、いくらそこから抜け出したくて頑張っても、
このゴミ捨て場から抜け出すことが出来ないフィリピン社会の
構造が少年少女たちを通じて描かれています。
想像を絶する世界だけに、とても考えさせられる映画でした。
私たちが知らなければならない問題がたくさんあると思います。

※下記は、四ノ宮浩監督著『忘れられた子供たち』より引用
ここは、もともと静かな漁村だった。今から40年ほど前、
1954年にこの場所がマニラから出されるゴミの処分場と
なった。その直後から、捨てられたゴミを目当てに家を作り、
このゴミ捨て場の中に住む人々が現れた。
彼らは、ここに捨てられたゴミからまだリサイクルできる物を
探し出し、それをお金に換えて生きている。
このような”仕事”をして暮らす人たちのことを英語で
「スカベンジャー(ゴミを拾う人々)」と呼ぶ。


■関連資料

神の子たち [DVD]忘れられた子供たち スカベンジャー (ハートシリーズ)

 ◆神の子たち(DVD)~My Review
 ◆神の子たち―パヤタスに吹く風~My Review


■関連リンク

 ◆忘れられた子供たち
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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

神の子たち
神の子たち [DVD]
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おすすめ度の平均: 5.0
5 ゴミを出す側が知るべき問題

■My Review
この映画の舞台はフィリピンのケソン市というところにある
パタヤスゴミ捨て場。そこで、ゴミを拾って生計を立てている
数家族にスポットを当てています。映画タイトルの"神の子"とは
フィリピンでは障がい児の事を指すそうです。

映画のタイトル通り、この映画には障がい児が何人か
出演しています。このゴミ捨て場は劣悪な環境で、
そのために障がい児が数多く産まれています。
5歳までに育つ子どもは約30%、50m置きに1人
障がい児が産まれていると四ノ宮監督の手記に書いてありました。

この映画は偶然にも、撮影の直後に起こったある悲惨な事故から
始まります。一つタイミングを間違えば監督、スタッフ一同の
命が危なかった2000年7月のゴミ山の崩落事故。

この事故で1000名以上が犠牲になり、政府が危険だと判断、
ゴミが約半年間搬入されない時期があったそうです。
この映画はゴミを収入源にしている人々が、ゴミの入らない
この半年間をどのように生き延びたかを撮影しています。

私が何をおいてもこの映画で学んだのは、
極限状態の生活では何よりも食事することが大切なこと。
食べることが出来なければ生活はこんなにもすさんでしまう
ものなのか、ということが少しですが実感できました。
そして食べることを支える、働くことの大切さも。

ここ日本では、この様な事に気づくのはとても難しいところです。
私はこの映画を見て仕事に対する考え方が少し変わりました。
そして自身を振り返るとなんて贅沢な暮らしであることか。
この映画を見て今までの生活を改めざるを得ませんでした。

ゴミがないと生活できない人たちがいて、片やどちらかといえば
ゴミを出さないように指導されている私たち。
この問題に接点はあるのでしょうか。とても虚しい気がします。
この映画は先進国に住む私たちが知るべき問題をとても多く
含んでいる映画だと思いました。


■関連資料

神の子たち―パヤタスに吹く風忘れられた子供たち~スカベンジャー [DVD]

 ◆神の子たち―パヤタスに吹く風~My Review
 ◆忘れられた子供たち(DVD)~My Review


■関連リンク

 ◆葉祥明オフィシャルサイト
 ◆神の子たち
 ◆オフィスフォープロダクション

 ◆パタヤスゴミ処理場の現状(2005年1月)


テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

たったひとつのたからもの
たったひとつのたからもの [DVD]
バップ (2005-01-26)
売り上げランキング: 40309
おすすめ度の平均: 4.0
5 全体的に見て満足!
3 原作との隔たり
1 お涙頂戴
5 感動・・・・・
5 まだご覧になっていない方へ

■My Review
このドラマは「たったひとつのたからもの」という本をモデルに
制作されています。あるダウン症の男の子の短い、それでいて
充実した生涯を、実話にもとづいてドラマ化しています。
俳優さんたちの演技は申し分のないものだと思いました。
ただ残念なのは、所々に少し引いてしまうシーンがあったこと。

私が引いたのは、お母さんが海に身投げしようとするシーン。
このシーンは実話かどうかはわかりませんが、本には載って
いなかったシーンです。あれほど一生懸命子どもを育てていた
のに、いきなり自分だけ勝手に身を投げるものだろうかと
少し疑問に思いました。もし実話ならその前後をもっと
わかりやすく描いてほしかったです。

あと、スーパーで買い物の最中、ダウン症の施設に入れるために
秋雪くんに近寄ってくる女性の言葉も引くには十分すぎるほど。
特に前半は少し力づくのシーンが多かったように思います。

でも私は冒頭の出産とその直後のシーンで泣いてしまいました。
ダウン症児を育児している私は、まだ自分の中に息子の出生時の
感情が残っているんだなと、その時実感してしまいました。

このドラマは、全体的に見て割合いい作品だと感じました。
健常児の親と、ダウン症児を持つ親の視点は違うはずですので、
様々な意見があるとは思いますが、ダウン症という障害を社会に
広めた意義はとても大きいものがあると思います。もちろん、
松田聖子さんと船越栄一郎さんのネームバリューも大きいと思います。

惜しかったと思うところは、生後1年目までの様子をもっと
描いて欲しかったこと。本では当時秋雪くんの心臓の手術を
行うかどうか、ご両親が医者に決断をうながされるシーンが
ありました。手術しても余命に変わりはない手術です。
結局断腸の思いで手術を断られたそうですが、その後しばらく
して、やっぱりしておけばよかったかなと後悔する場面があり、
親としてとても考えさせられるシーンでした。
この部分を何らかの形で入れてもらえればよかったと思います。

でもドラマには時間や制限などが色々とあるでしょうから、
その中で精一杯撮影されたドラマだったと見ていて思います。
ダウン症児を撮影で使うのはとても苦労しただろうし、
恐らく撮影している過程で変更された部分や、妥協せざるを
得ない部分もかなりあったのではないかと思います。

後半の子役(本名:翼くん)がとてもよかったですね。
このドラマ撮影のドキュメンタリー番組を見る機会があったの
ですが、「翼くん」のお母さんはとても立派な方でした。

翼くんは、秋雪くんと同じダウン症です。
いい子役を抜擢したと思います。この子がいたからこそ、
このドラマは成り立っているのかもしれません。


■関連資料

たったひとつのたからもの自己ベスト

 ◆たったひとつのたからもの~My Review


■関連リンク

 ◆たったひとつのたからもの(日本テレビ)
 ◆明治安田生命CM「たったひとつのたからもの」篇(YouTube)
 ◆たったひとつのたからもの(ウィキペディア)


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見て良かったDVD

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